神事辞典
地鎮祭でご用意いただくもの〈施工業者、建築業者〉
- 長テーブル(白布を張る)・3台
- ワラしめ縄(10mくらい)・1締
- 玉串用ガジュマルの小枝(30cmくらい)・拝礼人数分+1本
- ワラしめ縄(10mくらい)・1締
- 笹竹(高2m位)・4本
- 砂・2袋〜3袋
- 鍬(1本)
- スコップ(1本)
- つるはし(1本)
ご用意いただくもの〈施主〉
- お米(五合)
- 洗米を用意します。お米をきれいに洗い、ざるに上げ、清潔なタオルまたはキッチンペーパーに広げ、一晩乾かして準備します。
- お酒(四合)
- お塩(一袋)
- お水(一合)
- またはペットボトル500mlを1本
- 海の幸
- 鰹節(雄1、雌1)・1対、昆布(一束)、するめ(3枚)
- 山の幸
- りんご(2個)、みかん(3個)、バナナ(2分の一房)
- 野の幸
- 人参(2本)、きゅうり(2本)、ゴーヤーまたはナス(2本)、ホウレン草(1束)
- 地鎮祭に参加する人数分の湯のみまたは紙コップ
地鎮祭の流れ
神職により出雲大社の様式によって執り行われます。
- ◎ 修祓(しゅばつ)の儀
- 開式の後、祭に先立ち、ご神前、工事をする土地および参列者の身を浄めるためのお祓いをします。
- ◎ 献饌(けんせん)
- 神様に祭壇のお供え物を差し上げます。
- ◎ 祝詞奏上(のりとそうじょう)
- その土地に建物を建てることを神様に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。
- ◎ 四方祓(しほうはらい)
- 土地の四隅をお祓いをし、清めます。切麻(きりぬさ)散米(さんまい)とも言います。
- ◎ 穿初(うがちぞめ)
- その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、初めて土をならす「土均(つちならし)」を行います。
鍬入の儀とも言います。
- ◎ 玉串拝礼(たまぐしはいれい)
- 神前に玉串を奉り拝礼します。
- ◎ 撤饌(てっせん)
- お供え物をお下げします。
- ◎ 祭主挨拶
- 地鎮祭の終了を告げます。
- ◎ 神酒拝戴 (しんしゅはいたい)
- 杯にお神酒を注ぎ、神職の合図でお神酒をいただきます。
- ◎ 直会(なおらい)
- 当地でお神酒で乾杯し、お供え物の御下がりをいただきます。
神棚奉斎の際ご用意いただくもの
- 洗米(1合程度)
- 御酒(2合程度)
- お塩
- お水
- 真榊(1対)
これらの物は、神棚を奉斎する時に神様の御前にお供えするものです。
新たにご購入なさる必要もございませんので、ご家庭にある物で十分結構です。
神棚奉斎のあれこれ
- 神棚(御宮)に奉斎いたしましたご神札の有効期限(神様の御力が及ぶ期間)は一年間です。
奉斎した日から一年または年が改まった新しい年にそれぞれの神社にお参りし、新しいご神札をお授けいただき、御宮にお納めになってください。 - 神棚は、家の精神的中心になる神聖な場所です。高い位置に、神棚の正面が南向きまたは東向きで清浄な静かで明るく、家族が親しめるところにお祀りしましょう。
- 神棚は正面中央が最上位、次いで向かって右、左となっています。一般的に中央に天照大御神さま、右に氏神さま、左にその他信仰する神社の御神札をお祀りします。