2022.1.21(金)「御神札」についてのご案内

新たな年を迎え新春のお慶びを申し上げます。

 

毎年の事ですが、1年の中で私が最も忙しくさせて頂ける1月、
今年も元旦からテンヤワンヤで、皆様には何かとご不便をお掛け致しております。

 

今年は例年にも増して神棚のお仕立て(奉斎)や神棚新年祭のご依頼が殺到致しており、
皆様の厚い敬神の心に触れる機会が多く、感服すると同時に、私も身の引き締まる思いでこの1月お努めに励まさせて頂いております。

 

そのような中で1つ気に掛かる事がありご案内をさせて頂きます!

 

それは神棚をお祀りなさっておられる皆様、毎年しっかりと御神札の更新をなさっておられますか?

 

私の方で奉斎をさせて頂きました皆様には、その都度ご案内を致しておりますが、
神棚(御宮)に納札するそれぞれの御神札は、年毎に新しい御神札と入れ替えなければ、
神々との繋がりやご利益の継続が途切れてしまいます。

 

それぞれの神社に直接、足をお運びになり
社務所でその年の新しい御神札をお授け頂き納札なさっていれば問題はございませんが…
中には遠方の神社をから神様をお迎えしている方々も多く、そのような御神札は、当オフィスにて授与のお取次ぎを致しております。

 

どうか、うっかりお忘れになられておられる方は是非!新しい御神札をお迎えしてお祀りください。
折角、頂いた神々との御縁が途切れてしまっていては何の意味もありませんよ。

 

中には、願いが成就しない事によって信仰から離れてしまわれ、
お迎えした当初のようなマメなお努めやお祀りが、疎かになってしまわれている方もいらっしゃると思いますが、
どうか、今一度、神様と繋がる意味をお考え頂き、しっかりとお祀りなさってみて下さい。

 

信仰とは『信じて疑わない心』です。

 

信じるという事と、疑わないという事は同じ意味ではありません。
両方があって初めて『信仰』となります。
神様は信仰を寄せる人間を決して見放したりはしませんよ。
むしろ、いつも見守り力を貸してくださってますよ。

 

少々脱線致しましたが、御神札の更新が未だの方は早めに本年の御神札を納札なさって下さいね。
尚、神様をお迎えした時期が年始以外の方は、それぞれのご鎮座の時期に合せて更新なさって構いませんよ。

 

また、日々のお努めや、お供物の献り方や時期など、
どうもまだよく分からないという方はお気軽にお問合せください。

 

結びに、この迎えた令和4年も
信仰に厚い皆さま方に神々の一層のご守護とご加護がございますよう心から御祈りを申し上げます。

 

尚、柱や壁などにで御神札を貼り付けてお祀りになられておられる皆様も
同様に年毎の御神札の更新はお忘れなく。

 

幸魂奇魂守給幸給

 

吉田 一雄 神主